【1級FP監修】食費、光熱費の値上がりでお金が貯まらない!
物価、光熱費の上昇により消費者への負担が増えお金が貯まらない家庭が多くなっています。
2022年12月は前年同月比、主要食品60品目の6割以上が5%値上がり、電気料金も値上がりを続け、今後も上がる予定です。
消費者の節約志向が高まるなか、賢い貯め方を考えてみましょう。
目次
【結論】生きがいや趣味のバランスも考えながら、強制貯蓄や資産運用を検討
口座を分ける方法や先出し貯蓄
お金の貯まらない方にまずお話しするのは、給与の入金される口座と貯蓄する口座を分ける方法と給与や給与受取り口座から自動引き落としで強制貯蓄する方法、給与を受取ると先に貯金する方法などがあります。
例えば、ダイエットする際に、家の冷蔵庫の中身が美味しい物がたくさん入っている場合と、必要最低限の物しか入っていない場合どちらがダイエットに専念できますか、イメージし易いと思います。
収入が入り、いろいろ使った後、残ったお金を貯蓄に回す方法ではなく、先に貯蓄を行い、残ったお金で生活をやり繰りします。
携帯電話料金、インターネット通信料金の削減、保険の見直し
総務省から携帯電話の新料金プランの導入で4,300億円軽減されると発表が話題になりましたが、総務省家計調査からは、変動はみられず、携帯電話料金月平均が8,713円となっています。
皆さんの電話料金と比べてどうでしょうか。
通信量や通話時間、端末代金を分割して電話料金と合算して支払っている方も多いです、個人の月の通信量が20GB以下、自宅にWi-Fi環境があれば格安SIM、格安キャリアなどをおススメします。
例えばドコモのahamoなどの通話品質は、従来プランと一緒ですので心配はなく、楽天モバイルは安いですが、屋内だと電波環境が悪いという声もいただきました。
生命保険の見直しでは、自身の加入している社会保険に入院してしまった時、働けなくなった時、死亡してしまった時などに公的な保障がついています。加入している健康保険組合でも少し違いがありますが、保障内容をしっかり確認を行いましょう。
自身の家族構成、健康状態、家族の職業、加入の社会保険、そして価値観などを考慮しながら、社会保険で足りない分を民間保険会社でカバーするという考えが大切になります。そして、今の加入している社会保険に満足だと思えば要らない選択肢もあります。
副業やキャリアアップで収入アップ
支出を減らすことができなかったら、収入を増やす方法です。本業の労働条件によって変わりますが、アルバイトや業務委託などの副業をすることや、会社内・会社外でのキャリアアップすることで収入を増やします。副業では、資格・スキルを活かして、ココナラ、Crowd Works、Lancers、などの仕事依頼サイトを利用することがオススメです。
資格・スキルがない場合は、教育訓練給付金制度を利用して雇用保険から教育訓練給付金を受取り、資格取得やスキルアップに取り組みましょう。
資産形成も忘れずに
貯蓄先を、預貯金にしてしまうと一般的な普通預金金利が0.001%、1年間100万を預けると税引前で10円の利息となり、今後のインフレ(物価上昇・通貨価値の減少)を想定すると合理的な運用となりません。貯蓄先をiDeCoやNISAなどの預金と比べて利回りが高い資産運用を検討するのも一つの方法ではないでしょうか。
今後、人生の3大支出は、住宅資金、教育資金、老後生活資金になります。そこに標準を合わせて、長期間の資産運用は、負けない資産運用の鉄則の一つです。ご自身の生きがいや趣味のバランスも考えながら、ぜひ、給与口座からの強制貯蓄や資産運用を検討してみてください。
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