【1級FP監修】がんを災害と考えて防災しよう!がん検診やがん保険見直し

がんは生涯で2人に1人がかかると言われています。
例えば、4人家族と考えると、将来に家族の誰かががんになる確率は90%以上になります。

がんを突然やってくる災害と考え、事前にできるがんの防災チェックを作成しました。
今一度、防災できるように確認して備えてましょう。

【結論】がんは防災できる!生活習慣、早期発見・治療、お金の備え、家族の絆が大切。

がんの防災チェック

①生活習慣でリスクを下げる
禁煙 適度な飲酒
食生活 適正体重
適度な運動 ストレス
がんになるリスク約40%下がる

②ウイルス・細菌のリスクを下げる
ピロリ菌の除菌
肝炎ウイルス除去
ヒトパピローマウイルスのワクチン

がんの原因の約20%

③がん検診を受ける
胃がん検診 大腸がん検診
肺がん検診 乳がん検診
子宮頸がん検診

早期発見・治療で生存率90%以上

④社会保障の確認
高額療養費
傷病手当金
保険組合の付加給付制度

金銭的負担を軽減

⑤ファイナンシャルプランの準備
最低限貯蓄の準備
今後のライフプラン支出の確認
民間保険の確認、保障の適正化
万が一でも安心な将来設計

⑥家族・会社サポートの確認
家事、子育ての役割の共有
就業規則の確認
会社とのコミュニケーション
治療に専念できる環境作り

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今からできること

がんは早期発見、治療法により長くつきあう病気になりました。がん検診を受けて早期発見が大事になります。しかし、がん研究振興財団「がんの統計2022年」の発表では、2019年の大腸がん検診の受診率は44.2%となっており、米国の66.0%(2018年)と比べてまだ少ないのが現状になります。

コロナウイルス感染防止の為、受診を控える事も心配です。
将来の為にも定期健診を受けましょう。

がん保険、医療保険の保障内容を確認

がん保険、医療保険も現在の治療に合っているか確認する必要があります。

〇通院の治療、抗がん剤治療でも保険金が貰えるか
〇上皮内新生物(ステージ0)でも保険金が貰えるか
〇先進医療や自由診療も保険金が貰えるかなど

医療の進歩は日々進んでいます。入院から通院治療に変わり、検査精度が高まり上皮内新生物の発見、陽子線治療(約271万円)、自由診療での未承認薬(イデカブタゲン ビクルユーセル薬剤費1カ月約4,195万円)、適応外薬(アキシカブタゲン シロルユーセル薬剤費1カ月約3,265万円)の使用など選択肢が増えました。

契約時期が昔だと保険金が貰えない場合があります。加入の保険は当時のままということがないように見直しましょう。

万が一、自分や家族、友人ががんと向き会うことになった時に備えて、がんに対する知識の取得やがんの防災チェックしてみてください。

PrivateFpは数多くのファイナンシャル・プランニング、生命保険設計の経験から、がんの防災を支援します。

参考書籍 公益財団法人 がん研究振興財団「やさしいがんの知識2022」
 一般社団法人 がんと働く応援団「現役時代のためのがん防災マニュアル」
     国立がん研究センター「国内で薬機法上未承認・適応外である医薬品・適応のリスト(2021年8月31日改訂版)」

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公式HP 厚生労働省 がん対策推進 企業アクション

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